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マイルスはお忙しいのがお好き?

彼は2つのバンド(The Miles Hunt Club と The Wonder Stuff)に在籍し、ソロでステージを行い、MTV Europe と Xfmでは毎週テレビとラジオで司会を務め、子供向けテレビ番組の曲を書き、今年(2003年)1月から4月までの4ヶ月間は映画音楽製作のためハリウッドに滞在していたのだ。

「どうしてこんな事態に引き込まれたのか、自分でも分からないんだよ。人から聞かれたら、そうなったって言うしかないね。異常だよね本当に、根っからの怠け者の俺としては。」

5月にロスから戻ってきて以来、マイルスは2004年リリース予定のアルバムの曲作りとプロデュースを続けている。2002年リリースのThe Miles Hunt Club (Eagle Records)以来のアルバムとなる。 2人の友人Michael Ferentino と Andres Karuと共に曲作りとレコーディングをしたそのアルバムを引提げて、マイルスはアメリカでのソロのツアーを大々的に行った。

「2000年には Michaelといっしょにアメリカとカナダ中をライブしてまわったよ。マイケルにとっては初めてのソロ・ツアーで、俺もマイケルのステージはバンドのAmazing Meet Projectでしか見たことがなかったんだ。そのツアーの時、作曲レコーディングとステージをいっしょにやろうって約束したんだ。TMHCはその結果ってわけ。マイケルのバンドのドラマーでプロデューサーのAndresを強引に連れてきてさ。 2001年の夏を通してニュージャージーでアルバムのレコーディングをして、そりゃぁ俺にとってはすごく楽しかったけど、イギリスに2人を呼んでツアーできるっていうワクワクした気持ちとは比べ物にならなかったね。」

ツアーといえば、今年はライブの予定がない。彼はソロのステージに戻るのだろうか?

「そうなんだ・・・ライブをツアーとしてブッキングするより、単発的な方がスマートなやり方だと思ったんだよ、ステージで新曲の反応を見れるし。これは、今の段階でレコーディングしたものがまだ十分じゃないと、自分の中で思ったからなんだけどね。だからまた全曲レコーディングをやり直さないといけなくなるね!」

”ステージテスト”が上手くいって、アルバムのレコーディングが2003年の12月に終われば、マイルスは再び肩書きを変えなければならない。今度はワンダースタッフという肩書きに。

「今年(2003年)はもう、2・3回ワンダースタッフでライブをやったよ。イギリスで2回と残りはドバイ。 今年はあと6回12月にイギリスでライブが残ってる。楽しいからやってるんだ。当時はそう見えなかったかもしれないけど、80年の後半や90年の初めは真面目になりすぎてた。ワンダースタッフを楽しむ余裕があったんだろうけどそれもできなかった。今は昔の借りを返せるくらい楽しめるようになったけどね。俺は最近じゃ自分のために曲を書き続けているよ。」

10月のソロライブ、12月にはワンダー・スタッフ、そして2004年初頭のリリースを予定されるアルバム。他にも?

「プロモーターである友人のNigel McIntyreと仕事を続けているんだ、2004年の4月のソロツアーをブッキングしたりして。その時までには、ニューアルバムからたくさんの曲をアコースティックでプレイできるようにしてるつもりさ。ソロのライブではシーケンスとか以前レコーディングしたものとかいろんな要素を取り入れようと思ってる。 そういう方法で他のアーティストがいい結果を出してるのを目にしてきたからね、だけどそういうのを取り入れるには微妙なバランスに注意しないといけないんだけどね。」

バランスを取ることはハントにとってあまり難しいようには見えない。

LAST_MODIFIED : 07/11/07 JST